2025.8.8 ありがとう ユーカリの樹
2025年8月8日 12時26分 昨日枝打ちされたユーカリ樹。姿は、一見寂しくなってしまいましたが、見る人たちを優しく見下ろすその姿は雄大でした。
午前8時過ぎから作業が再開されました。今日は、いよいよ幹を伐採します。昨日よりも更に大型の重機を使っての作業となりました。ユーカリを重機でしっかり支えて、作業が慎重に行われました。
大きなチェーンソーの歯がユーカリの幹に刻み込まれるように入っていきます。枯死が確認されていますが、太い幹はたいへん固く、なかなか横たわろうとはしませんでした。
10時半を過ぎた頃、天寿を全うしたユーカリの樹が、根を下ろした大地の上に安心したように静かに横たわりました。
本校の「ユーカリ樹」に特別な思いを寄せてくださるたくさんの皆様と共にその歴史を未来へと継承するため、切り株を残す形での伐採となりました。
伐採部分の重量は、10t(トン)にもなるそうです。
作業員の方も、「こんなに大きな樹は、切ったことがない。」とおっしゃっておられました。
いつも空に向かって大きな手を広げ、桜井小のシンボルとして子どもたちを温かく見守り続けてくれた「ユーカリ樹」。最期まで、あなたの姿は圧巻でした。わたしたちの誇りです。これからもずっと・・・。
姿はなくなってしまっても、私たちの心の中にこれからも生き続けます。校歌を歌うとき、あなたの姿をいつの日も思い出します。
124年間、ありがとう!